岩谷堂箪笥磨き抜かれた伝統技法

職人の技術をのこす

美しい木目の欅と、きめ細やかな桐の材料で作られ、漆の化粧をして仕上げる岩谷堂箪笥。
装飾には「南部鉄器金具」と「彫金金具」が使われる。
そしてそこには、伝統と歴史を継承してきた職人の磨き抜かれた技がある。

削り磨き抜かれた伝統技法

その一削りが箪笥の品質を左右する
磨き抜かれた技の証拠に、綺麗な鉋屑が生まれる
道具を管理することが、全ての技の始まり

漆塗り磨き抜かれた伝統技法

伝統技法「拭き漆塗り」と「木地呂塗り」
漆を塗っては拭き、塗っては磨くという工程を繰り返す
湿度75%に保った漆風呂で乾かす

彫金磨き抜かれた伝統技法

江戸時代から伝わる伝統的な図柄を浮き彫り出す
「叩き出し」銅板の裏から玄能で叩いてふくらみを出す
浮き彫りされた絵模様が家具の風格を高める

組立て

精密に鑿を打ち、形を作り出す
伝統技法 蟻組接ぎ
木釘が木と木をしっかりなじませる